忍耐の覇者:徳川家康の生涯
人質として生まれ、日本史上最も忍耐強い政治的頭脳へと鍛え上げられた男、一世紀に及ぶ内戦を終わらせ、キリスト教布教の扉を閉ざし、250年続く国家を築いた。
読みの道筋
徳川幕府を築き、キリシタンの世紀を閉ざした三代の将軍たち。
人質として生まれ、日本史上最も忍耐強い政治的頭脳へと鍛え上げられた男、一世紀に及ぶ内戦を終わらせ、キリスト教布教の扉を閉ざし、250年続く国家を築いた。
日本で最も退屈な男が、いかにして近世世界で最も効率的な権威主義国家を築き上げ、その過程で官僚的な禁令を一つまた一つと重ねてキリスト教を滅ぼしたか。
三代将軍は一度も戦で勝たなかったが、祖父の征服を隙のない官僚機構へと変えた、参勤交代、金箔をまとった日光の廟、国の封鎖、そして滅ぼすはずだった信仰よりも長く続いた病的なまでの迫害。