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伊比正義

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キリシタン取調のための秀忠の掛かり(1615–1622年頃)
表記:Ibi Masayoshi · 伊比正義
徳川秀忠の家臣。1903年にジェームズ・マードックが引いた日本の年代記は、元和の初年に、キリスト教がそれを生んだ国において何であるかを見きわめるため海外へ遣わされ、七年ののちに帰国して報告し、将軍は昼夜の別なくこれを聴いたうえで禁教令をあらためた、と記す。一次史料も、船も、港も、航路も、ヨーロッパ側の文書館に残る痕跡も、ついに一つとして特定されておらず、名高い三日三晩でさえ、又聞きの記述に加えられた又聞きの潤色である。七年という長さだけが喜望峰航路の航海の実態と正確に合致し、そのゆえにこの件は決着せず、開かれたままにある。

本人の記事:航跡を残さなかった使者──伊比正義とヨーロッパへの七年、1615–1622年

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